グリチルリチン酸ジカリウム 円形脱毛症

グリチルリチン酸はマメ科の植物、甘草（カンゾウ）から抽出される成分で、抗炎症作用、抗アレルギー作用、ステロイドに似た働き、女性ホルモンに似た働きをします。
グリチルリチン酸は水に溶けにくいため、これをカリウム塩の形にして水に溶けやすくしたものをグリチルリチン酸ジカリウムといいます。

グリチルリチン酸ジカリウムは殺菌作用があるため、頭皮の雑菌の繁殖を防ぎフケや痒みを予防する効果が期待されています。

頭皮の環境改善を目的とした製品に配合され、功を奏しています。

育毛剤に使われるグリチルリチン酸ジカリウムは経口摂取しないため副作用の危険は、ほぼないとされています。

円形脱毛症はストレスが原因などと言われていますが、最近では免疫機能の異常によるものと考えられています。が、実際のところはハッキリ分かっていません。

しかし円形脱毛症は、性ホルモンとは無関係で老化現象でもありません。

円形脱毛症にストレスが大きく関係しているのは事実で、病院では精神安定剤を進める医師もいますが、精神安定剤には副作用があるのであまりお勧めできません。

円形脱毛症に効く薬でミノキシジルというのがあります。

市販のリアップなどの育毛剤に配合されています。しかし、ミノキシジルには副作用のリスクがあり、あまりお勧めできません。

円形脱毛症は、医療機関で相応の治療を受けるか、１年〜１年半の期間を経るとほとんどの円形脱毛症は自然にと言われています。

しかし、いつ治るとも分からないまま放置しておくのも気になりますね。